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イロソラ

あかりが伝える今日の天気

  • ・吉澤 亨
  • ・大溝 将城

 朝、1分1秒でも長くベッドにいたい人はいませんか。マイナビウーマンのアンケートによると約5%の女性が起床してから家を出るまでの時間が15分未満とのことです。このアンケートの対象は女性の結果ですが、女性よりも男性の方が家を出るまでの時間は短いのはないでしょうか。私もその1人です。朝起きて、歯磨きして、着替えて、何か口に入れてと、最低限必要なことをします。そして、これら以外に1日の天気を携帯アプリやテレビで確認してから家を出ます。しかし、本当にぎりぎりまで起きられなかった日は天気を確認する時間がありません。そんな日に限って、夕方、傘を持っていないのに、雨に降られます。また、気温の変動が激しい季節には、前日よりもかなり寒く「上着が欲しい」と夜の帰宅時に思ったこともあります。

 そこで、生活導線上で意識せずとも、自然と視界に入ってきて、1日の天気がわかるプロダクトが欲しいという気持ちが徐々に強くなりました。朝、どんなに時間がなくても洗面所、クローゼット、玄関には行きます。これらのどこかに人が通ったり、振動があれば、自動で起動して天気を表示する「タブレット」があればいいのでは、と考えました。

 朝、わざわざ今日の天気を知るためだけに携帯を起動して天気予報アプリを確認したり、テレビをつけたりする必要がなくなる!その分、1秒でも長く寝ていられる!と。そして、そのタブレットには、天気の他に交通情報や花粉が多く飛んでいるとか、紫外線が強いなどの情報が表示されていたら…と妄想はどんどん広がります。しかし、情報量が多くなると、寝起きの頭で認識できるかな、と考え妻に相談したところ、朝起きるのが得意な彼女には「テレビで確認するから、あんまりいらない!」と言われてしまいました。

 せめて、妻が欲しいと思うものを作りたいと思い、イメージを再考しました。自分にとって必要な情報は、やはり天気予報です。朝、寝起きの状態で携帯の光は出来れば見たくないし、天気予報のためだけにテレビをつけたり消したりしたくない。ニュースは電車の中で見るからいらないけれど、電車の中で「今日は午後から雨がふる」とか「今日は昨日よりも冷えるので、1枚余計に着た方がいい」と知っても遅いのです。タブレットのデザインや表示内容をどうするか考えているときに、天気を確認しないで外出し、夕方、雨に降られてしまいました。しかし、よく思い出してみると、朝から確かに雲が厚めで、起床時にいつもより薄暗いと思いました。当然ですが、曇が厚かったり、雨が降ったりしているときは暗くなります。日差しが強ければ暑いですし、弱いと寒いです。そこで、天気を光で表現できないかを考えることにしました。

 天気予報は「いつ」「どんな天気か」を示さないといけません。「いつ」を表現する代表的なものは時計です。しかし、光る時計だと時間の確認のついでに天気予報がわかる製品になってしまって、天気予報が前面に押し出されません。しかし、「いつ」を表現するのに時計以上の表現方法が考えつきません。円形をベースに他のイメージを付加させることで、時間ではなく天気を確認するものであることを強調したいと思い、現在、花をイメージしたもので計画をすすめています。花びらが天気に合わせて光ることで、天気とおおよその気温が判別できるのではないか、そして、可愛いインテリアにもなるのではないかと考えています。花好きの妻もようやく「ほしいかも!?」と興味を示してくれました。

 正直なところ、まだまだ着想段階です。しかし、最終的には製品化して、多くの人に利用してもらいたいと考えています。現状、間接照明であっても基本的には一つの照明器具からは一つの色の光しか発していない製品がほとんどではないでしょうか。しかし、イルミネーション、プロジェクションマッピング、花火など多彩な光は人々を魅了します。朝、天気を確認するためだけに携帯を確認したり、天気と時間を確認するためだけにテレビをつけるのではなく、「今日の天気はこんなにきれい!」と感じて1日の最初が少しでもいい気分で始められるようなものにしたいです。SNSでシェアしたくなるような光を表現できたら最高です。人間は色から多くの情報を入手します。インターネットと照明がつながることで、毎日は少し新しくなっていくと強く思います。

[2016年8月Update]

 私が欲しいと思っているものと似たようなコンセプトの製品は国内外にありますが、完全に一致しているものが見つからなかったことから、「自作するしかない!」という気持ちが芽生え、試しにPC上で天気を色で表現するプログラムを作成してみました。

 その結果、天気を色で表現しているアプリやウェブサービスではなく、製品がほしいという気持ちがより強くなりました。まずは、身内で使用する簡易的なものを作ってみようと思いましたが、それでも設計や開発のノウハウがないことから、自分で一からそれらを勉強して製作することにハードルの高さを感じていました。
そうした中、オリジナルのプロダクト製作を1つでも依頼できるサービスと出会い相談したところ、私に力を貸してくれることになりました。
最初のステップとして、プロダクトの理想形から機能を絞り込み、製作にあたって確認するべき部分について議論を繰り返しながら、概要を作成していきました。
特に、円周上にLEDを設置し、色を天気に合わせて変更するというコンセプトを残しながら、天気を表現する色の決定や、視野性のイメージを繰り返し検証しました。

 また、実装方法についても方向性を決めていきました。

議論をしていく中で、LEDの発色については、実物を見て確認する必要性を強く感じ、まずは色味とビジュアル面を確認するためだけの「簡易検証機」を製作して、色の発色と光の強さを確認し、最終決定を行う方針となりました。

[2016年9月Update]

 実際に色を変えられる検証用のキットが完成しました。

 壁などに設置して色味を確認する作業を進めています。PC上でシミュレーションした結果と実際の色味は、思っていたよりも違いがあることがわかりました。このようにひと手間増えても実物で検証することの重要性を認識しました。また、このような検証作業が最終的なプロダクトの品質に大きく影響するのだろうと強く感じました。天気と色味のチューニングが完了し、いよいよ本格開発に取り掛かります!!

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